mes loisirs



需要と語学

私たちは中学を卒業したばかりの所謂世間知らずだった。

ある日の夜、Annecyという小さな町で、大声で騒ぐ東洋人たちの群れは町の住人にとって奇怪な客人でしかなかった。

気持ちの高揚していた少年たちは、店頭の看板を殴ったり、突き出した屋根の部分を飛び跳ねて突っついたりしていた。
友人がジャンプして次の屋根を突っついた瞬間、静かな町にキューっという音がコダマして、私たちの横にワゴンが止まった。
なかから、ドラゴンボールに出てきそうな大きな体の西洋人が出てきた。制服を着ていることから、お巡りさんであることは間違いない。それにしても外国のお巡りさんは日本のお巡りさんみたいに優しいかどうか分からない。

気づいた時には、敏捷で頭の良い仲間は既に居なくなり、看板をぶったたいた友人と私の二人が異国の警察に取り囲まれていた。
友人は、緊張なのか恐怖なのか、ごつい男たちの質問に対して、DESOLEのみを連呼。私も観念して、普段の授業からは考えられないほど集中して質問に耳を傾けた。
結局、どこに泊まってる?とか、責任者は誰だ?とか、身分証明書を出せとか、言っているようだった。
適当に知らない、分からない、全部ホテルにある、とか言い訳して何とかその場を抜け出した。

とにかく、銃もごついし当時の少年には非常に恐ろしい体験であった。
必要にかられると語学は伸びるのかな?良く分からないが、あの時、何とか言葉を伝えようとしたことが重要であるとわかった。

例えば、外人と付き合えば、そりゃ語学も伸びるさ。
本気で伝えたいことがたくさんあるんだろうし、本気で聞きたいこともたくさんあるだろうし。
ただ、語学のために付き合う人なんて居ないと想うけどさ。

それにしても、留学した時に日本人の女の子の積極性にはびくりつしたよ。まぁ8割は現地の方と付き合ってらっしゃる。
初めは、嫉妬心しか持って居なかった自分も、ある時、日本人女性の魅力に気が付いた。
日本人だけじゃない、アジア人と言うべきなのかな?
[PR]
by korecoba | 2006-04-20 16:49 | 日誌
<< my dog 復活 >>


個人日誌
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31